

HOW TO MAKE SOUND EFFECTS
効果音を探すのをやめ、
あなた自身で効果音を作ってみませんか?

THEME バチバチバチ!電撃効果音の作り方
ミニ四駆の走行音をベースにする!
電気的な効果音を作る時はシンセサイザーをベースにすることが多いのですが、ここでは私が試したちょっと意外な方法をご紹介します。完全に思いつきで試した方法ですが、なかなか良い音になりました。
ベースとなる音はなんと「ミニ四駆」です(笑)
今回は先にどんな電撃効果音が出来るのかご紹介しますね。

『ミニ四駆の走行音で創った電撃効果音』
それではどのように音が変化していくのかみてみましょう!
ミニ四駆を用意する
ミニ四駆は当時小学生のころよく遊んでいて、友達と競ったり家にはコースもありました。懐かしいですね!さすがに20数年まえのミニ四駆は家に残ってなかったので新しくミニ四駆を購入しました。

20数年ぶりに買ったミニ四駆は思い出たっぷりのダッシュ四駆郎 1号「エンペラー」!童心に返ってワクワクしながら組み立てました(走らせたくなります!)
ミニ四駆の走行音を録音する
それではさっそく電池をセットしてスイッチを入れましょう。走行音といってもコースを走る音ではなく、カラ走行音を録ります。

『ミニ四駆のカラ走行音』
この荒々しいジャリジャリした音がベースになります!
様々なエフェクトで加工する
『ディストーションをかけた音』

ディストーションをかけることで、荒々しさが増してよりバチバチした雰囲気が出せます。
『フェイザーとリバーブをかけた音』

フェイザーで「うねり」を出して電気が安定していない感じを演出します。さらにリバーブをうすくかけると深みを出せます。
『フランジャーをかけた音』

フランジャーをうまく設定すると、ロボット声のようなサウンド表現が出来ます。機械的な印象が強まります!

『フェードアウトでアタック感をつけた音』
持続している音に対してフェードアウトを使うと、アタック感が強まってバチバチした音が「バチィッ!」という音へ変化します!
『ピッチ加工で迫力を出した音』

ピッチを下げると低音感が強まって迫力が出ます!ただし、他の記事でもお伝えしているように原音と混ぜることで高音を損なうことなく迫力が出せるので活用しましょう!

『上記を組み合わせて創った完成音』
いかがだったでしょうか?本当に意外なモノから創れるのが効果音の楽しいところです。是非あなたも身近にあるモノから効果音を作ってみてくださいね!

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