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THEME ドサッ!人が倒れる効果音の作り方

電話帳と手さげ袋を使う!

映画やアニメ、映像作品で人が倒れる時に『ドサッ』という音がよく鳴っていますが、

あれは作られた効果音だということにお気づきでしょうか?

 

実際に地面に倒れてみてもあんな音はしませんよね。

キャラクターの重みや痛みを表現するために作られた効果音です。

 

ダウン音、ボディフォールなどと呼ばれますがさっそくお手持ちの雑誌などを用意して作ってみましょう!

用意するもの

用意する素材は、

 

  • 重い雑誌を2つ

  • ガムテープ

  • 金属装飾(ジッパーや金具)の無い手さげ袋

  • 衝撃吸収材(宅配便のダンボールに詰める綿のようなもので可)

 

です。

まず、重い雑誌を用意しましょう。

ここではタウンページとニッセンを使っていますが、

週間雑誌やカタログ系のものであれば何でもよいと思います。

 

用意できましたら、それぞれをガムテープで丸めてください。

これは、叩きつけた時に本が開いてビラビラした音を鳴らさないようにしたいことと、

ズシッとした重みを強調したいからです。

 

また、2つ用意することで叩きつけた時に『ドドッ』と少し崩れた印象を出せるので

出来れば2つ用意しましょう。

 

丸めた雑誌は手さげ袋の中に詰めておきます。

手さげ袋は装飾のないものがベストです。

金具やジッパーなどがついていると叩きつけたときに金属音が鳴ってしまうためです。

ここで使った手さげ袋は100円均一で探してきました。

 

次に、叩きつける地面の用意です。

手さげ袋に金具がないとはいえ、フローリングやじゅうたんの上に直接叩きつけると、

「ドガッ」「ガンッ」「バンッ」といったカタイ音になりがちです。

雑誌の角が当たっているからですね。

 

そこで衝撃を吸収して音をやわらかくするためにスポンジ系の綿を用意します。

ここでは、割れ物注意の宅配物によく詰められているものを使用しています。

これを敷くことで雑誌の角が直接硬い面に当たることがなくなるので、

音が劇的にやわらかく「ドサッ」とした雰囲気に変化します。

 

これで準備は完了です。

あとは思い切り手さげ袋を叩きつけましょう!

『電話帳と雑誌を手さげ袋に入れ、叩きつけた音

何度も音を重ねて迫力を出す

次に叩き付けた音を一つ一つ切り取り、音を何重にも重ねスタックします。音を重ねることで、迫力がでます。このとき、タイミングをずらして重ねるとドドッ!と段階的に倒れる様子が表現できるのがポイントです。

こうして重ねて出来た完成音がこちらです!

『いくつも重ねて、人が倒れる音が完成!

いかがだったでしょうか?使う素材はどれもすぐに手に入るものなので是非あなたも自分だけのボディフォール音を作ってみてくださいね!

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効果音メモ

雑誌を入れる素材は他にも、リュックサックや上着のジャケットでくるんだりすることもあります。映像の人物と同じような衣類を使えばよりリアルなボディフォールができますよ!(^^)

OGAWA SOUND:小川

今回の記事はいかがたっだでしょうか?効果音について少しでもご興味や関心を頂ければ大変嬉しく思います。また、OGAWA SOUNDでは効果音に関する情報をメールマガジンにてお届けしています。もし「効果音情報メールマガジン」を初めて知ったという方はよければご登録にご参加ください。

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人間動作効果音素材集 MOTION SFX

■特徴

 

  • ジャンプ・ダウン・足音・衣擦れなどアクション動作に必要な音素材を収録

  • 『SOUND RECIPE』と呼ばれる、動作音組み立て解説書を収録

  • プラモデル感覚で動作効果音を組み立てることが可能

  • ファイル数:全904ファイル

  • wav,mp3,oggの3形式を全ファイル収録

  • プロ仕様として、制作環境そのままの96kHz 32bit float wave形式も収録

  • 商用利用可

  • 著作権使用料フリー

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